誕生とその成長


▼誕生 とその成長

 

20 世紀初頭のシカゴの町は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目に付くようになっていました。 ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼の出来る公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。
ロータリーとは、集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。
こうして1905年2月23日シカゴロータリークラブが誕生しました。
それからは志を同じくするクラブが次々各地に生まれ、国境を越えて、

今 では世界200以上の国と地域に広がり、クラブ数35,393、会員総数1,210,977人

(2016 年6月30日RI公式発表)に達しています。
このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、

専 門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれて、

ロー タリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められる
ようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。